神出鬼没の覆面アーティスト、バンクシーのリプロダクション版画の販売展示会がアリオ倉敷の1階センターコートで、12月7日㈬まで開催されています。
現代アートシーンにおいて最も有名なバンクシーの作品は、社会情勢や人種差別、テロ、反資本主義、貧困問題などに焦点を当てて強いメッセージを放ち世界中で注目されています。
今回の展示会は、「West Country Prince（WCP)」によって初期の作品と同じ手法で再現されたリプロダクション版画作品、約30点を展示・販売されています。
バンクシーって？
最近もウクライナの廃墟にバンクシーの作品が発見され話題になっていましたが、バンクシーはもともとストリートの壁などに、スプレーとステンシル（型紙）で作品を描いて立ち去る覆面アーティストです。イギリス出身であるという事以外は謎に包まれています。（性別も不明！）
世界中に作品は描かれていますが、その作品のある場所が観光地になってしまうほどです。
▼バンクシーの新作（ウクライナ）を紹介した、Anton Gerashchenkoさんのツイッターより
バンクシーの新しい作品たちは、計7点の壁画は、キーウとその近郊、ボロディアンカやイルピンなどを含む街の、破壊された建物の壁などに描かれていました。
Ukraine today is the center of attention, center of resistance, freedom, true art.@banksy confirmed that he created seven murals in different parts of Ukraine, including Borodianka, Irpin and Kyiv.
&- Anton Gerashchenko (@Gerashchenko_en) November 15, 2022
It means a great deal to us. We are so grateful, Sir! pic.twitter.com/LNFDIbk3jG
ウクライナの作品がバンクシー自身の作品であると、公式インスタグラムで認めました。制作風景の映像もインスタグラムで紹介されています。
WPCのリプロダクション版画とは？
リプロダクションとは、平たく言えば【複製】です。複製といっても、版画はシルクスクリーンで一つ一つ丁寧に製作されています。
イギリスの「WEST COUNTRY PRINCE（ウェスト カントリー プリンス）」通称「WCP」は、バンクシーの初期の作品と同様の方法でリプロダクション作品を制作し、その技術は高く評価されています。
バンクシーの作品は、その人気からオークションなどで高価で取引されていますので、なかなか手に入りません。しかし、リプロダクション版画なら、お手頃価格で入手することが可能です。
そう言ったり理由で、より忠実に再現されたバンクシーのWCP作品がバンクシーのコレクターから熱烈な支持を集めているというのも頷けます。
約30点の作品を展示・販売もあり
今回の「バンクシー版画展」では代表作の「Girl with Balloon」をはじめ、「ケイト・モス」「Love Is In The Air」などおなじみの作品をはじめとするWPCリプロダクション版画が約30点を展示・販売されています。
▼展示中の作品
その他の作品も合わせて、バンクシーの魅力をぜひ会場でお楽しみください！
イベント情報
イベント名：バンクシー版画展
開催場所：アリオ倉敷1階 センターコート （〒710-0813 岡山県倉敷市寿町１２番２号）
開催日時：2022/12/02(金) 〜 2022/12/07(水) 11:00〜19:00 ※最終日は、17時まで
主催：サロン・ド・ヴェール株式会社／アートコレクションハウス株式会社
お問合せ：TEL.06-4704-4898
交通アクセス：JR山陽本線 JR倉敷駅下車、北口直結
JR伯備線 JR倉敷駅下車、北口直結
水島臨海鉄道水島本線 倉敷市駅下車、JR倉敷駅北口直結
ご注意：※諸事情により、イベントの時間・場所・内容が変更または中止になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
地図：
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