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「まるごと美術館」:倉敷駅南9商店街で名画とふれあうアートの祭典

倉敷市のアートシーンに彩りを添える「まるごと美術館」が、JR倉敷駅南の9商店街で開催されています。大原美術館の貴重な所蔵品を元にした絵画が、通りの各店舗の店先や街角に飾られ、街全体がアートな空気に包まれています。

名画を題材に自由な発想で描いた作品が商店街を彩る

アートコンテストでは、大原美術館所蔵の名画を題材に、幼稚園・保育園児から一般の皆さんが、見たまま、感じたまま、自由な発想で描いた作品が、倉敷商店街を彩ります。

今年のコンテストのテーマは、エル・グレコの「受胎告知」、児島虎次郎の「睡れる幼きモデル」、シャバンヌの「幻想」、アンリ・ルソーの「パリ近郊の眺め バニュー村」、古賀春江の「深海の情景」の5作品。これらの名画を元に、倉敷市内在住の幅広い世代から140点以上の応募があり、審査員が選りすぐった100点が展示されています。

イベントは2024年2月まで

このイベントは、倉敷商店街振興連盟が大原美術館と協力して2013年からスタートし、毎年地元のアーティストたちが街を彩る素晴らしい機会となっています。

今年の開催期間は2023年12月9日(土)〜2024年2月4日(日)となっています。

ちなみにグランプリに輝いたのは、作陽学園高校1年の雨島玉季さん(15)。「睡れる幼きモデル」をテーマに、ペンで輪郭をくっきりと描き、鮮やかな原色で彩った作品を生み出しました。


ぜひ街歩きを楽しみながら、倉敷のアートに触れてみてください。

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