倉敷川の入船橋(美観地区の南端)から粒栄橋まで約3kmの川沿いに、約1000本の「河津桜」が並んでいます。
「河津桜」は、3月中旬には見頃を迎えるピンク色が特徴の早咲きの桜です。
暦の上では啓蟄(けいちつ)を迎えた今日、倉敷川周辺の「河津桜」が開花が始まり、行き交う人々を楽しませています。
今週は暖かい日が続く見込みで、もうすぐ見頃を迎えそうです。
【倉敷川の千本桜】の歴史
【倉敷の千本桜】は、倉敷川沿いを桜の名所にしようと取り組む市民団体「倉敷川千本桜の会」によって、2006年から3年がかりで、約1000本の「河津桜」を植樹されました。
同会は、江戸時代から荷船の要衝として栄えた歴史を持つ倉敷川ににぎわいを取り戻そうと、2005年に発足されました。翌年の2006年2月から静岡県河津町原産の早咲き種「河津桜」を取り寄せたのだそうです。
周辺住民や市民ボランティア、そして市も植樹場所確保などで協力するなど、官民挙げて整備を行って2008年に1000本の植樹が達成されました。
素晴らしい取り組みが実を結び、千本桜の開花を毎年たくさんの方が楽しみにしています!
2023.3.11追記▼倉敷観光コンベンションビューローさんのツイートより
【河津桜3/10時点】
— 倉敷観光コンベンションビューロー(岡山県) (@kvcb0224) March 10, 2023
倉敷川の河津桜の今日の様子をお伝えします!
倉敷川沿いの桜はほぼ満開の9分咲きでした🌸
今週末がお花見にはぴったりの模様です🍡
3/12まで開催している「倉敷雛めぐり」「倉敷春宵あかり」と一緒にぜひお楽しみください🫶🏻 pic.twitter.com/RuIT2u4UAg
2023年3月6日(啓蟄・けいちつ)の開花情報
啓蟄(けいちつ)は、春の暖かさを感じて、冬ごもりしていた虫が外に這い出てくるころのことを言うのだそうです。冬眠する虫ってどんなのがいるのか調べてみたら、テントウムシ、カメムシ、ハチ、アリなどがいました!
そんな暦の日の河津桜の様子が、インスタやツイッターでアップされていましたのでご紹介します。
▼sunさんのツイートより
美観地区近隣は、まだつぼみが多いようですね。
倉敷川の河津桜も咲き始め🌸#倉敷 #美観地区 pic.twitter.com/Vwb3prRCrw
— sun (@happydaily_sun) March 6, 2023
▼さおりさんのツイートより
つぼみが膨らんできていますね!
★倉敷の桜はこれから!昨年は4月上旬が見頃でした⇒ 王子が岳│鷲羽山だけじゃない!倉敷市の美しい『海のサクラ』の見頃は今週末頃がピークです♪【倉敷話題】
【倉敷川千本桜】情報
所在地:倉敷市船倉町~有城(入船橋(美観地区の南端)から粒栄橋まで)
見ごろ:3月上旬~3月下旬
アクセス:山陽自動車道倉敷ICから車で約15分 / JR倉敷駅から徒歩約20分(船倉町側)
★河津桜とともにお雛さまも観光してみてはいかがでしょう⇒【2023年版】日本の伝統美を後世に!倉敷市児島の春の風物詩「野崎家のお雛様展」2月1日㈬から開催【倉敷イベント】
▼【公式】jp.travelers.pic 日本の観光スポットをご紹介さんのインスタグラムより
今年も見たい!メジロちゃん♪
有志の皆さんが、3年がかりで植樹された「河津桜」、倉敷川千本桜の風景はすでに春の風物詩。もうすぐ見頃を迎える「河津桜」をお楽しみください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!