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<倉敷ユースホステル>美観地区から徒歩10分の老舗ホステルがクラウドファンディングに挑戦中!12/20まで【倉敷話題】

倉敷市美観地区から徒歩10分ほどの丘の中腹にひっそりと、「倉敷ユースホステル」は、たたずんでいます。

1965年にオープンした歴史のあるこのユースホステルは、倉敷の街づくりを建築家として支えた「浦部鎮太郎」の設計です。

この老舗の「倉敷ユースホステル」が、クラウドファンディングに挑戦中です。

旅人はもちろん、近隣住民の憩いの場として、地域の方にも愛されている「倉敷ユースホステル」の挑戦が話題になっています。

「倉敷ユースホステル」支配人の中安ご夫婦(画像は、「倉敷ユースホステル」インスタグラムより)

ユースホステルって?

利用したことのない方のために、ユースホステルの歴史について少し触れてみましょう。

ユースホステルは、ドイツが発祥で100年以上前に誕生しました。今では、世界のあらゆる国に3,000か所以上、日本でも140か所ほど運営されている、世界最大の宿泊ネットワークです。

もともとは会員制で、若者が安価で旅ができるようドミトリー形式(相部屋)の宿がほとんどでしたが、現在では、どの年代の方でも利用でき、個室も設置されています。会員でない方の宿泊も可能です。(会員証があれば、宿泊を初めとした、たくさんの施設で割引が受けられます)

⇒ ユースホステルの会員証についてはこちら

ユースホステルには、経済的な旅以外にもうひとつ、重要なポイントがあります。それは、「人々の交流」です。

ユースホステルはホテルとは違い、お風呂やトイレは共同で、人々が交流できる「談話室(ホール)」があります。ユースホステルの醍醐味は、この「談話室」での交流なのです。

年齢や背景の全く違う、偶然隣り合わせた人々が語らうことのできる「談話室」は、旅の情報交換をすることからはじまり、様々な話題が飛び交います。時にはゲームや音楽を一緒に楽しんだり、楽しい旅の思い出作りができるのです。

ホールに暖炉のある「倉敷ユースホステル」

「倉敷ユースホステル」も、これまでの歴史の中でたくさんの方々が集い、交流し、つながることのできる場所を提供されてきました。旅は心を成長させますが、人との交流することで、より深みを増すことができます。そんな交流の場所が、美観地区にほど近い立地にあるのも魅力の一つでしょう。

人々が集う場所に暖炉があるというのも、「倉敷ユースホステル」ならではではないでしょうか。

ホールのオープン式暖炉(画像は、クラウドファンディングCAMP-FIREより)

「倉敷ユースホステル」は、倉敷レイヨン時代から、大原総一郎の構想する倉敷のまちづくりを建築家として支えてきた「浦部鎮太郎」の建築です。彼の作品は、倉敷アイビースクエアをはじめ、大原美術館(分館)、倉敷国際ホテル、倉敷市民会館など、倉敷のあちこちに点在しています。しかし、時代の流れで、現存する浦辺作品は少なくなってきているのが現状のようです。

素敵な玄関先のステンドグラス(画像は、「倉敷ユースホステル」インスタグラムより)

創業58年の「倉敷ユースホステル」

建物の老朽化という問題は、「倉敷ユースホステル」にも押し寄せてきました。58年経過した建物は様々な箇所で老朽化が目立つようになってきたのです。

今までは、中安ご夫婦ご自身で建物の維持管理や小さな修繕をされていましたが、ここ数年のコロナ禍の影響で大きなダメージを受け、修繕を行うための費用捻出などは難しい状態に。そして、緊急でトイレの漏水防止が必要になり、ずっと抱えていた洋式化についての問題も解決したいと考えました。

そこで、クラウドファンディングを起ち上げることにしたそうです。

プロジェクトのゴールと資金の使い道、リターンは?

プロジェクトの形式:All-in方式
目標金額に満たない場合も、計画を実行しリターンをお届けします。

資金の使い道:トイレの漏水防止と洋式化工事の資金約150万円の一部に充当
CAMPFIRE手数料+消費税

リターン:1000円、3000円、5000円、10000円、50000円で募集し、主に宿泊割引券付きになっています。リターンの日程は、2023年1月予定。(植樹のみ2023年3月予定)

⇒リターンの詳細はこちら

スケジュール:2022年10月中旬‐トイレ工事開始〜2022年10月下旬トイレ工事完了
2022年12月20日クラウドファンディング終了

トイレ工事は一部だけ完了しました。
今回の工事は女子トイレで、4カ所ある便器の内、改修したのは2カ所のみです。それ以外は、床と照明、ドアを補修しました。予算がないため、男子トイレは手つかずのままだそうです。

⇒活動報告はこちら

インスタグラムにも公開中

▼2022年12月7日現在の支援総額・・・まだ目標の100万円までには至っていません。

「倉敷ユースホステル」が利用しやすくなるように、ご興味のある方は是非このプロジェクトに参加して応援してみてはいかがでしょうか。

「倉敷ユースホステル」情報

クラウドファンディングのプロジェクトhttps://camp-fire.jp/projects/view/626203

所在地:〒710-0044 岡山県倉敷市向山1537-1
お電話:086-422-7355
FAX:086-422-7364
Email:kurashiki@jyh.gr.jp
ホームページ、SNSなど:ジャパンユースホステルガイド「倉敷ユースホステル」
独自のホームページ インスタグラム
備考:宿泊はもとより、日帰りのイベントもあり。

⇒アクセスはこちら

2022年12月20日までのチャレンジです。目標達成(ゴール)できるように祈るのみです!

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