倉敷市連島町の旧中山家住宅は、実業家の中山説太郎氏が明治~大正時代の10年間をかけて建設された豪邸で、国指定の有形文化財に指定されました。
2023年3月12日㈰から、建物の一部が一般公開されることになり、オープニングイベントが開催され、地元の住民の方を中心に約200名が詰めかけ、記念セレモニーが行われました。
▼当日の様子(haruzou128さんのツイートより)
倉敷市の『 旧 中山家住宅』🏚
&-; @haruzou128 March 14, 2023
特別公開を見学してきました。
当時の職人さんの技術とスケールの大きさに感心するばかり😊
紅白饅頭までいただいて良き日でした🌸 pic.twitter.com/zzoSZWJXzF
【国指定 有形文化財/旧中山家住宅】とは?
旧中山家住宅は、大平山の南麓にある高さ11mの石垣の上ににそびえ立っています。倉敷市連島町西之浦生まれの実業家・中山説太郎(1873~1961)が、1919年(大正8年)に10年の工事期間を経て完成させました。
約3000平方メートルの敷地には、長屋門、主屋、離れ、蔵2棟のあわせて5つの建物が、2018年に国指定の有形文化財に指定されました。敷地の正面には間口が27メートルに及ぶ長屋門を備えています。
【国指定 有形文化財/旧中山家住宅】オープニングイベントの様子
2023年3月12日㈰に、オープニングの記念イベントが行われました。
▼当日の様子Katsunori_gotoさんのツイートより
剣舞大神実を奉納や、落語などの記念イベントが行われました。
たくさんの方が参加されていますね!
本日 #国指定有形文化財 旧中山家住宅での開門式で、無事に剣舞大神実を奉納させていただきました😊
— 歴史新大陸 後藤勝徳 (@Katsunori_goto) March 12, 2023
今回も備中神楽の備中成羽社の皆さん、落語の雷門喜助師匠にご協力いただいて、盛り上げていただきました👏
大感謝〜🙏🙏🙏
これから旧中山家住宅にご注目くださいね‼️https://t.co/UkJW6YR9Vr pic.twitter.com/yVVSA7KYgU
▼マルシェの様子(画像は、kimagurekojikojiさんのインスタグラムより)
焼き菓子などの販売をされていました!
▼マルシェの様子(画像は、経木納豆さんのインスタグラムより)
かの有名な「まめいち」さんです。店主はユーモアたっぷりです♪
▼マルシェの様子(画像は、ダンダンパンさんのツイートより)
子供たちも楽しめるイベントになったようです!
【国指定 有形文化財/旧中山家住宅】今後のご利用案内
地元の企業や住民による保存会が中心となり、中山説太郎の功績ともいえる邸宅を地域の宝として生かし、残そうと考え傷んだ瓦などを修復する工事を進めてきました。
今後は、 土日、祝日を中心に一般公開され、カフェの開設なども検討されているそうです。
美しい日本家屋でお庭を眺めながら、ゆったりと時間の流れるカフェ、、、素敵になりそうですね!
3月中の土日祝は、無料公開中です!(10時から16時まで)
<グーグルマップ>
■開館時間:10:00〜16:00
■開館⽇:⼟、⽇曜⽇および祝⽇ (年末年始は休館です)
■⼊館料:⼤⼈⼀般 500 円(400 円)/⼩中学⽣ 300 円(200 円)/未就学児 無料
※( )内は、団体 20 名様以上
■交通案内 JR倉敷市駅から両備バス(両備バス 倉敷小溝車庫線 倉敷芸科大学行)でドンドン停留所下車し、徒歩5分
■住所:倉敷市連島町⻄之浦 2955
■お問合せ:Tel.(仮)090-6839-7737 /E-mail.info@nakayamake.com
■ホームページ:http://nakayamake.com
倉敷の水島コンビナートの企業誘致にも深く関わりのある中山説太郎氏について知ることのできる文化財です。邸宅からすぐ近くに倉敷芸科大学もあります。水島エリアへ訪れる際には立ち寄ってみたいですね。カフェも楽しみです!
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。