玉島味噌醤油: 倉敷の伝統の味を守りつつ、新しい挑戦にも積極的

倉敷の人々に長年愛されている玉島味噌醤油。伝統の味として、倉敷市民の台所から観光のお土産としても人気の玉島味噌醤油を紹介します。

玉島味噌醤油の基本情報

創業は、明治10年（1877年）で倉敷市玉島阿賀崎で醤油や味噌の販売をスタートさせました。この地域は北前船による貿易で栄え、仲買人の町として賑わっていました。そのなかで、麦を原料とした味噌や醤油を製造販売する店がいくつか存在し、これが後の玉島味噌醤油の原点となったそうです。

豊富なラインナップと新しい挑戦

玉島味噌醤油は、地域性にこだわりつつも、商品に対するユーザーの期待に応えるために様々な工夫がなされています。例えば、地域ごとの味の好みに対応するため、濃口醤油だけでも8種類のラインナップを用意しています。また県南全域に直接配達を行い、消費者からの声を積極的に取り入れています。

食生活の変化に伴い、醤油の消費量が低下している中で、玉島味噌醤油は変化を厭わずに挑戦し続けています。新たな商品の開発や他の企業とのコラボレーションを通じて、おつまみやアイスクリームなど、ユニークな商品も生み出しています。

玉島味噌醤油は伝統の味を守りつつ、時代の変化に対応する柔軟性も持ち合わせています。皆さんも倉敷を訪れた際は味わってみてください。