倉敷美観地区の一角に鎮座する阿智神社。
先日、公式Twitterで『箔押し御朱印』をチラ見せし、話題になっています。
岡山県下初なのではないか(阿智神社調べ)という新素材。今回は、その魅力に迫りましょう。
七色に輝く『箔押し御朱印』
御朱印といえば、墨の漆黒と朱色の印のイメージがするのですが、今回の御朱印は、なんと!七色なんです!!太陽の光で、キラキラと虹色の光が反射します。
そして、。デザインは、御本殿の彫り物があしらわれていて、屋根から幾重にも閃光が放たれているようで、本当に美しい。
初版は、豪華に金が施されるという事です。
引用元:阿智神社【公式】Twitter
ところで、授与品って?
神社には、たまに参拝に行くけれど、専門用語はよく知らないっていう方の為に、少し調べてみました。
授与品(じゅよひん)とは、お札やお守りなどの事で、授与という言葉には神様の心を自分の心にいただく(授けていただく)という意味が込められている。
初穂料(はつほりょう)とは、神様にお供えするお金のことで、古来、日本は稲作中心の文化であり、神様へ感謝のお気持ちを込めて、その年初めて収穫された稲穂(初穂)をお供えしていたため、現在でもそのまま使われている。
頒布(はんぷ)とは、もともと、広く行き渡らせることを指す意味ですが、無料で配る配布とは違い、有料のものに限って使う。
ご奉賛(ほうさん)とは、主に寺や神社への寄付金を意味します。
授与品を頒布するところが授与所で、初穂料を奉納して授与品を授かるんですね〜!
意味が分かって、すっきりしました♬
倉敷の古名は、阿智
『日本書紀』「応神天皇二十(二九一)年九月条」に阿智の起源についての記載があるほど、古い歴史のある倉敷。
阿智神社は、その倉敷の街を、長きにわたり鎮守様として見守ってきたんですね。
引用元:阿智神社【公式】Instagram
阿智神社の手水鉢(ちょうずばち)は、その美しく、静かな佇まいに、心惹かれるファンが多くいるそうです。
来年は、御本殿檜皮全面葺き替え
来年、30年ぶりに御本殿の檜皮葺(ひわだぶき)の全面葺き替え工事を予定されているそうです。
ご本殿が造営された『檜皮葺』というヒノキの樹皮を用いた伝統の建築技術は、飛鳥時代に広まり、奈良時代では上級建築に、平安時代には最も格式高い屋根工法として、神社建築などに採用されてきました。現在では、檜皮葺の世界遺産も存在します。
そう言った経緯もあり、新しい御朱印の他にも、4月1日よりご奉賛の受け付けも開始されます。
伝統ある御本殿を、後世にも継承していきたいものですね。
ご興味のある方は、阿智神社のHPを覗いて見てください!
施設情報
阿智神社
鎮座地 | 岡山県倉敷市本町12-1 |
電話番号 | 086-425-4898 |
参拝時間 | 一日中参拝可能 |
授与所受付時間 | 午前8時30分~午後5時 |
祈祷受付時間 | 午前9時~午後4時 |
御神徳 | 交通安全 / 海上安全 / 美容健康 / 芸能上達 / 商売繁盛 |
ご奉賛について | https://bit.ly/3tmW2X2 |
交通情報 | 〇倉敷駅から徒歩でお越しの方 倉敷駅から阿智神社まで徒歩15分 〇お車でお越しの方 山陽自動車道・倉敷インターより 15分 瀬戸中央自動車道・早島インターより 15分 |
駐車場 | ※境内に15台駐車可能 |
HP | https://achi.or.jp |
SNS | https://twitter.com/Achizinzya https://www.instagram.com/achijinja.official https://www.facebook.com/achijinja/ |
まだまだ紹介しきれなかった阿智神社の魅力。いかがだったでしょうか。
また機会がありましたら、その秘密に迫ってみたいと思います。
美観地区に来た時には、是非お散歩してみてください。
阿智神社の『春季例大祭』が、2022年5月21日(土)に開催されます。今年は、2日目の子供大相撲が中止となり、初日の「祭典」「神賑い」のみの開催となりました。 2022年度の「春季例大祭」スケジュール 5月21日㈯ &nbs[…]