倉敷の観光名所のひとつとされている「横溝正史疎開宅」、ここはかの有名なミステリー小説「金田一耕助」シリーズが誕生した場所でもあります。
横溝正史疎開宅
横溝正史(よこみぞせいし)は、日本を代表する推理小説家です。戦前から小説家として活動しており、ドラマ化もされた有名作「鬼火」をはじめ、戦後には「金田一耕助」シリーズを多数生み出しました。
金田一耕助シリーズは、第二次世界大戦の末期から横溝正史氏が家族と共に疎開していたこの家屋「横溝正史疎開宅」で誕生したのです。
この家屋は今でも当時のまま保存されており、金田一耕助シリーズを生み出した現場の空気や当時の時代風景などをリアルに味わうことができる観光名所となりました。
金田一耕助シリーズの第一作目である「本陣殺人事件」はこの疎開先周辺の地が舞台となっているため「金田一耕助ミステリー遊歩道」として横溝正史、ならびに金田一耕助ファンが巡れるルートとして整備されています。
また、横溝正史氏の著書や遺品などが展示してある「真備ふるさと歴史館」も近くに存在します。
横溝正史や金田一耕助のファンの方は、倉敷にお越しの際にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか!
以前行われた、金田一耕助のコスプレイベントの様子はこちらの記事でも公開しています!
基本情報
施設名 | 横溝正史疎開宅 |
住所 | 倉敷市真備町岡田1546 |
電話番号 | 086-698-8558 |
営業時間 | 10:00~16:00 |
定休日 | 月、木、金 |
倉敷市サイト | https://www.city.kurashiki.okayama.jp/9534.htm |
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