2022年10月1日(土)、『あしなが学生募金全国募金リレー』の後半戦が岡山・佐賀・長崎からスタートしました。
全国募金リレーは、2022年5月から12月まで、全国47都道府県をリレーでつなぎ寄付を募る『あしなが学生募金』のキャンペーンです。前半戦は全国18道府県の55カ所を巡り、集まったご寄付は約1200万円にのぼりました。
後半戦の岡山では、倉敷駅前と岡山駅前で街頭活動が行われました。募金活動の様子や遺児に寄り添う募金ができる『あしなが学生募金』についてご紹介します。
『あしなが学生募金』とは?
募金をされたことのある方や、まだ募金の経験ない方も『あしなが学生募金』ってどこかで聞いたことがあると思います。でも、具体的な内容をよく知らない方が多いのではないでしょうか。
『あしなが学生募金』は、遺児の奨学金を募る募金活動です。
交通遺児支援から始まったこの運動は、時代と共に支援の輪を災害遺児、病気遺児、自死遺児、親が障がいを持つ子どもたちへと広げできました。さらに2016年よりアフリカのサブサハラ49か国の遺児たちも支援の輪を広げています。
この51年間で、およそ遺児約11万人の進学を支援し支えています。
1970年以来、毎年4月と10月に全国約200か所で一斉に街頭募金を実施してきました。しかしコロナ禍のため2019年10月の実施を最後に、本格的な規模での街頭募金は行えていませんでした。
2022年5月、『あしなが学生募金全国募金リレー』始動!
『あしなが学生募金全国募金リレー』は、2022年5月から12月まで、全国47都道府県をリレーでつなぎ寄付を募る『あしなが学生募金』のキャンペーンです。
前半戦は5月から7月に行われ、約1,200万円の募金が集まりました!
募金箱に寄付をいただいた方や呼びかけに耳を傾けてくださった方、ボランティアとして一緒に募金を呼びかけてくれた方に心より御礼申し上げます。
引用元:あしなが育英会ホームページ
後半戦は、10月1日より岡山県を含む3県でスタートしました。倉敷市は、倉敷駅前で街頭活動が行われました。集まった募金は、学生の奨学金に充てられます。(貸与、給付など)
同会は親が死亡したり重い障害を抱えたりしている高校生や大学生、大学院生らに対し、寄付を原資に月額4万5000円(国公立の高校)~12万円(大学院)の奨学金を貸与、給付している。
引用元:読売新聞オンライン
▼当日の様子 倉敷市(写真・中)<インスタグラム>
▼岡山の活動(動画は岡山駅前の様子) 取り扱いメディア OHK(YOUTUBE)
『あしなが学生募金』の活動を支えるのは、学生
『あしなが学生募金』の活動は、「あしなが学生募金事務局」という学生団体によって運営されています。
『あしなが学生募金』は当初、交通事故遺児のみを支援してきましたが、様々なヒトに支えられてきた恩を他者に送ることで社会がよくなるという「恩送り運動」の精神で、災害、病気、自死遺児そして世界の遺児へとその支援の輪を広げ、1969年から始まり、現在まで約50年間活動されています。
活動の様子は、こちら
『あしなが学生募金』は運営のすべてを学生たちで行っているそうです。具体的には、、、
- 支援先の調査選定
- 募金活動開催に必須の施設使用交渉
- 1万人におよぶボランティアの募集
- 資材のデザインや発注
- 教育機関や一般企業・団体での講演をはじめとした啓蒙活動など
このような活動を主体的に行うことで、自らが社会に出たときに活躍できる人材へ成長できることを目指されています。
募金について
街頭活動は限られた場所と時間で行われますが、寄付はホームページなどでも行えます。
長い歴史のある『あしなが学生募金』は、奨学生は恩送りの精神で、先輩から後輩へと良い連鎖が広がっていき、支援をする方は様々な形のサポートで社会貢献ができる素晴らしい活動だと思います。
『あしなが学生募金全国募金リレー』の特設ページに記載のあった、目標金額に届くよう願うばかりです。
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2023年4月より新制度がスタートします。2023年度に高校・大学に進学される予定の方の申込みは2022年9月より開始しております。
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学生たちによる街頭での募金活動では、現金によるご寄付の他にもIC決済がご利用いただけます。
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