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【2023年春、倉敷市玉島へ移転】来春、岡山県作陽高等学校は「作陽学園高等学校」へ!コースも再編成で驚きの学校改革【倉敷話題】

岡山県作陽高校が、来春(2023年春)4月1日より学校名を「作陽学園高校」へ変更し、岡山県津山市から倉敷市へ移転するということで話題になっています。

作陽高校といえば、創設から90年余りという伝統校で、インターハイなど高校生の頂点を決めるスポーツ大会の常連校で、現在までたくさんのスポーツ選手をはじめ著名人を輩出している高校です。

倉敷市への移転に伴い、驚きの学校改革へ乗り出します。

今後の少子化への生き残りをかけた改革で、倉敷の街にも変化があるようです。

少子化対策による学校改革

■学校改革の背景にある少子化の波

作陽高校は、スポーツや音楽などの専門分野を伸ばすために日本全国から学生が集まる私立校です。特にスポーツ分野では、インターハイなどの高校生の頂点を決める大会の常連校です。

そんな有名校でも、少子化の波には逆らえず、学生の獲得には大変な苦労があるようです。

倉敷市への移転によって、どのような変化があるのでしょうか。人口を比較してみましょう。

〈人口比較〉

津山市人口(2021年1月1日付) 約10万人

住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(総務省)による2021年1月1日時点の津山市の性別年齢階層別の人口(外国人を含む)のデータ(実績値)(画像は、GD Freak!さんのホームページより)

倉敷市 人口(2020年1月1日) 約48万人

住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(総務省)による2020年1月1日時点の倉敷市の性別年齢階層別の人口(外国人を含む)のデータ(実績値)(画像は、GD Freak!さんのホームページより)

津山市の人口は、10万人を切ってしまい子供の数も減っています。倉敷市は40万人都市で、子育てで代も多く交通の便も良いことから、移転によって倉敷市周辺の子供たちの進学先の選択肢のひとつとなることは間違いないでしょう。

さらに、画期的な学校改革をスタートされることが発表されました。

■驚きの学校改革とは?

株式会社明友社(提携により中四国最大級の学習授受となった「明修塾」を運営)と提携し、コース(クラス)を一新することが発表されています。

進学塾×専門特化型高校の提携とは、画期的ですね。

⇒明修塾についての詳細はこちら

Proudコース(スーパー特進コース)で新しいリーダーを目指す・有名校を目指す生徒さんなど、補講サポートが手厚くなるそうです。

⇒新規クラスの募集要項の詳細はこちら

Proud(プラウド)コースには、現在の「スーパー特進」の上に「スーパー特進Leader(リーダー)」を新設して、より難関校を目指すのだそうです。

放課後の補講で塾と学校が協力したハイブリッドな授業ととらえています。明修塾の講師に来ていただき、一人の生徒に対して多くの大人がかかわり、放課後の補講や学習相談を手厚くすることで学力を高めていきたいと計画されています。

マナビネットマナビネットオープンスクール2022 松本教頭の発言より

また、倉敷市にある「さくよう大学・短大」の近くに移転することで、さらに連携を深めたり、「文武両道」の文を強化されたいとも発言されています。

生徒の向上心を醸成し成長を全力でサポートしていく校風を基盤に、学習と進学を強化することで、さらなる相乗効果があると期待されています。

作陽高校【公式】アカウントより

卒業生(スポーツ選手・著名人)

著名な卒業生

サッカー

青山敏弘 – サッカー選手(サンフレッチェ広島日本代表

秋田英義 – 元サッカー選手

池松秀明 – サッカー選手

伊藤涼太郎 – サッカー選手

井上圭佑 – サッカー選手

大塚光一郎 – サッカー選手

加戸由佳 – サッカー選手

上西涼 – サッカー選手

河津良一 – 元サッカー選手

河面旺成 – サッカー選手(大宮アルディージャ

木下淑晶 – 元サッカー選手

櫻内渚 – サッカー選手(ヴィッセル神戸

茂本志穂 – サッカー選手

高松健太郎 – サッカー選手

田中秀哉 – 元サッカー選手

中川理恵 – 元サッカー選手

永松達郎 – サッカー選手(BFCダウガフピルス

奈良林寛紀 – 元サッカー選手

濱野雄太 – サッカー選手(FC大阪

平岡翼 – サッカー選手(FC今治

古邊考功 – 元サッカー選手・指導者

前田拓哉 – サッカー審判員

三野草太 – サッカー選手

宮下俊 – 元サッカー選手・同指導者

森本勇一 – 元サッカー選手・同指導者

山下聡也 – サッカー選手

山本義道 – サッカー選手(ジュビロ磐田)

米原祐 – サッカー選手(Criacao Shinjuku

渡部亮武 – サッカー選手

プロ野球

亀澤恭平 – 元プロ野球選手

田吹昭博 – 元プロ野球選手

ゴルフ

東浩子 – 女子プロゴルファー

渋野日向子 – 女子プロゴルファー(在学当時は「澁野日向子」)

藤本麻子 – 女子プロゴルファー

尾関彩美悠 – 女子プロゴルファー

石川怜奈– 女子プロゴルファー

柔道

大野義啓 – 元柔道家

長澤憲大 – 柔道選手

高橋翼 – 柔道選手

プロレス

愛野ユキ – プロレスラー

天満のどか – プロレスラー

芸能

オダギリジョー – 俳優

立川晴の輔 – 落語家

その他

岸本斉史 – 漫画家(漫画『NARUTO -ナルト-』の作者)

山本英雄 – 空手家

早瀬万豊 – 元社会人野球選手、関西大学野球部監督

出典:Wikipedia

スポーツ・音楽・芸能など、その世界の第一線で活躍されている方も多く、多彩な著名人ですね。

作陽高校の歴史

■作陽高校の歩み

学校創設から90年余りの伝統校ということで、学校の歩みを見て行きましょう。

作陽高校は、1930年(昭和5年)に津山女子高等技芸学院(津山市南新座)として津山市に創設されました。

1963年(昭和38年)4月 から、岡山県作陽高等学校と改称され男女共学となり、その後、時代に応じて、コースが編成され、普通科特進コースをはじめ、体育・音楽・保育など専門分野に特化した様々なコースが創設されました。

2015年(平成27年)4月 から、 5コース10系を、現在の6コース9系に改編されています。

2023年 (令和5年)4月より、倉敷市玉島八島に移転し、校名を作陽学園高等学校に改称、新たなコース編成を予定されています。

1966年 (昭和41年)に作陽大学、1987年(昭和62年)に 作陽短期大学、2010年(平成22年)くらしき作陽大学大学院を創設されています。
※1996年(平成08年)大学、短大を倉敷市に移転され、その翌年、1997年(平成09年)作陽大学は、くらしき作陽大学に改称されました。

■建学の精神・校訓

建学の精神は、「大乗仏教に基づく豊かな人間性の涵養」で、「和と礼」、「慈悲と智慧」の人の養成を目的とされています。

校訓は「念願は人格を決定す 継続は力なり」です。

仏教精神を基にした情操教育により、豊かな人間性を育み、時代や社会の要請に応える有為な人材を数多く社会に送り出すことを目的とされていて、建学の精神と校訓の精神は、在校生から卒業生へと脈々と受け継がれているそうです。

高校時代から自らの専門分野を伸ばすことに特化した学校ですから、皆さんこのような情操教育の中、自立心を養われていくのでしょう。

作陽高校【公式】アカウントより

オープンスクール・説明会と奨学金などの情報

オープンスクール・説明会開催中

入学を希望される方へ、かけがえのない高校生活を送るために、オープンスクール・説明会が開かれています。

⇒2023年度作陽学園生徒募集のWEBパンフレットはこちら
⇒オープンスクール・説明会の詳細はこちら

岡山県の奨学金制度

保護者の方が岡山県在住の場合の奨学金制度

⇒公的奨学金制度の詳細はこちら(PDF内P4)

公的奨学金制度一覧(画像は、作陽高校様_23年度募集要項より)

⇒成績奨学金制度の詳細はこちら(PDF内P.5)

経済的に不安な方など、支援が必要な方には、いろんな支援がありますので、奨学金を活用して、安心してかけがえのない高校生活を送っていただきたいです。

未来の世界のリーダーやトップアスリートが、倉敷で育って行かれることを、大変期待しています!

育英基金の記事はこちら⇒【遺児に寄り添う募金】『あしなが学生募金全国募金リレー』の後半戦、倉敷駅前で10月1日にスタート 〜 3年ぶりの街頭活動 〜【倉敷話題】

新倉敷周辺(倉敷市玉島)の産業の記事はこちら⇒倉敷市玉島にある〈倉敷の老舗〉豊島屋の「タテソース」しか勝たん!玉島を巡る「お酒」と「グルメ」満喫バスツアーでも紹介【倉敷話題】

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